絵本とは楽しくて、面白くて、カワイイだけじゃない!絵本に潜む深いメッセージとは?
皆さんには大好きな絵本はありますか?僕にはあります、世界で1番好きな絵本が。それは『すてきな三にんぐみ』(偕成社)という絵本です。
3才の時にはじめて父親の膝の上で読んでもらい、それから20年後、東京へミュージシャンを目指し上京したものの、バイトとアパートの往復のうだつの上がらない退屈な日々。
そんなある日、バイトから帰る途中でフラッと立ち寄った本屋で『すてきな三にんぐみ』に再会しました。読んでみると「ここに書いてあることは現代社会に対しての警告ではないか!」と僕は思い、そこから僕の一生のバイブル本のひとつとなりました。
それから20年経って、当時3才だった息子が「父ちゃん、今日はこれ読んで!」と『すてきな三にんぐみ』を持ってきました。これにはとても驚き、嬉しく思いました。
僕のバイブルとしていた絵本で、3才の孫と73才祖父が僕を軸にして結ばれたのです!このようなまさに「すてき」体験は、後にも先にもすることがないでしょう!
現在、絵本の主流はキャラクター性が強いものが多く、それらは絵本から離れてグッズ化もされています。どこの書店に行っても、絵本の売れ行きの良い主流な絵本ばかりがピックアップされています。
「本当にそれで良いのか?」
僕はこのような書店や児童書業界に常に疑問を抱いてます。もっと時代の流行りだけではなく良質な絵本は、たくさん出版されています。それらの日の浴びないけれども流行りに流されない芯がしっかりした絵本を皆さんにご紹介したいと思います。
今回の「絵本と主体性とパンク」と題してトークGIGは、なんだか「主体性」と難しそうで「パンク」などと危険な匂いがするかもしれませんが、かなりユルく楽しく面白おかしく、ちょっと斜に構えて、僕が素晴らしいと思う絵本を紹介し解説します!

対談相手は、10数年前に女性を中心に脚光を浴びた「冷えとりスタイル」の提唱者である服部みれいさん(mmbooks)です。みれいさんとは「冷えとりスタイル」の提唱をする前から、編集者時代からの長いお付き合いです。昨秋に久しぶりにみれいさんにお会いし一気に意気投合し「色々と面白いコラボレーションが出来たら良いね!」と話していたことの一環が、今回の「トークGIG」です!
「冷えとりスタイル」の提唱者がある故に、パブリックイメージは「ナチュラルリストでオーガニックライフ的」と思われている方も多いと思いますが、それは勿論間違ってはいないのですが、根っこにあるのは「パンクスピリット」です。と言うか、みれいさんはパックロックが大好きなんです!
それは現在の彼女のライフスタイルに現れています。10年前に東京から岐阜県美濃市に移住し、mmbooksを運営しながらも、自分が良いと感じたものはどんどん取り入れて、書籍も自ら編集を手掛け自ら販売し、エッセイや詩なども多く執筆されています。まさにパンクスピリットのベーシックにある「Do It Yourself」を今でも実践されています。
子ども本専門店の店主と良きライフスタイルを提唱する書店の店主が、そのパブリックイメージが壊れることを恐れることなく、ノンストップで喋りまくりの60分!
パンクバンドのライブのような、臨場感溢れる中で沢山の絵本を次々と紹介していく「前代未聞」のトークGIG!
そんな歴史的瞬間に是非ともご参加ください。
Punks Not Dead!
日時:5月5日(月・祝・こどもの日)11:30〜12:30)
場所:めぞんこよみ201(名古屋市北区水切町1-11)→まちあるき徘徊系ブックジャンボリー[BOOK BOOK] @kinjo_ichiba のイベントの一環としての開催です!
料金:¥2,000 ←半額¥1,000にディスカウント!※既にお申し込みの方も¥1,000となります。
定員:20名(先着順)
お申込方法:メルヘンハウスのInstagram(@meruhenhouse)のメッセージから、①お名前②メールアドレス③参加人数(友人などと参加される場合など)の3点を必ず明記の上、お申し込みください。