2才半ぐらいになると、少しずつですがストーリーのある絵本を読めるようになってきます!
と言っても簡単な「起承転結」のあるストーリーです。
しかし、これは個人差があるので、2才半ぐらいまでにどれぐらい子どもが「絵本」を読んだかによります。
一般的には3才になってからが「起承転結」のあるストーリーを楽しめると言われていますので、無理をして背伸びする必要はありません。子どもの様子を見ながらストーリーのある絵本を試し読みしてみてください。
そして、最初は絵も大きく描かれ、文章も短いものを選ぶのが大切です。多くの皆さんが読んだ記憶があるだろう『ぐりとぐら』(福音館書店)は、裏面を見ると「読んであげるなら3才から」と書かれていますが、皆さんの記憶以上に文章が長いことに驚かれると思います。ですから「3才になったから読もうね!」なんて無理をしなくても大丈夫です。
子どもはみんな違います。我が子の成長に合わせて、最初は簡単なストーリーで文章が少なく、絵がハッキリと大きく描かれている絵本からはじめましょう!
そんな絵本に次第に慣れてくると、子どもは自然と「お話の世界」を楽しむことでしょう。
赤ちゃんから読み続けてきた絵本の楽しさとはまた異なった次元の「絵本の楽しさ」に子どもは出合うことになるのです。
そして、乗り物が出てくる絵本、かわいい絵本、動物の絵本など、子どもの好きなタイプの絵本がなんとなく出てきます。そしたら、興味を持ったものが描かれている絵本を存分に楽しませてあげてください。
無理にバランスを取ろうと、様々なジャンルの絵本を読む必要性はありません。とにかく「絵本を読む楽しみ」を優先してください。
そのうえで、メルヘンハウスのブッククラブでは、どれも年齢に適した絵本であり、王道なものからあまり知られていなくても良い絵本を選書していますので、バランスが取れます。
「どんな絵本を読んで良いのかわからない」と、お悩みの方は是非ともメルヘンハウスの「ブッククラブ」をご活用ください!赤ちゃんとの素敵な絵本のある楽しいひと時のお手伝いをします。