『しごとのどうぐ』

『しごとのどうぐ』

三浦太郎/作 44P 偕成社

【このどうぐ、つかうのは だれ?】

のこびり、かなづち、くぎ、クランプ、さしがね、のみを使うのは誰でしょう?大工さんです。

ちょうしんき、スポイト、ちゅうしゃき、ピンセット、くすり、アンプルを使うのは誰でしょう?お医者さんです。

このように「このどうぐ、つかうのは だれ?」とその人が使う道具が描かれており、次のページで誰だかわかります。全部で10人の仕事をする人が登場します。

デザイン性の高い絵で、字のフォント(字体)も、その仕事の人にあった文字の形になっていて、細部まで絵本のこだわりを感じます。

【丈太郎のひとりごと】

2005年ボローニャ国際絵本原画展入選作品をもとに、イタリアで出版された絵本の初邦訳の絵本です。三浦太郎さんといえば絵本に詳しい方なら『くっついた』(こぐま社)が思い浮かぶ方も多いと思いますが、他にもたくさんの絵本を発刊されています。どれもデザイン性にこだわりを持った作品が多く、シンプルながらも飽きのないところが特徴です。

三浦太郎/作 44P 偕成社【このどうぐ、つかうのは だれ?】のこびり、かなづち、くぎ、クランプ、さしがね、のみを使うのは誰でしょう?大工さんです。ちょうしんき…
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