ワウター・ヴァン・レーク/作 野坂 悦子/訳 27P 朔北社
【”未来”を探す旅に出る】
モンドリアンは新しい未来を探していますが、ケープドリは待っていたらいつか未来になると言います。しかし、モンドリアンは待っていたらどんどん時代遅れになると考え、未来を探しに行くことにします。
やがて、ケープドリも未来のことが気になって探しに行くことにします。未来への途中には地下鉄があったり、どこでも忙しく歩く人達がいたり、いくつもの電車があったり、未来の場所がわかりません。
そして、あるモノに出会いやっと未来を探し当てました。その未来の姿とは?
ポップなイラストの絵で色調が明るく、デザイン性も高く描かれています。
【丈太郎のひとりごと】
お話はもちろん面白いのですが、絵本全体の色使いがバウハウス(https://ja.wikipedia.org/wiki/バウハウス) のデザインのようで、ものすごくオシャレです!そのオシャレな色使いだけでも楽しめる、ワクワクします。
デザイン系の絵本を探している方にオススメの1冊です。子どものうちから、このようなデザイン性が高い作品に触れる機会は、とても貴重な経験となることでしょう。