マスダ カルシ/作 32P 白泉社
【とにかく食べて食べて食べまくる!】
誰かがこっちに向かって走ってきます。この子どもの名前はタロー君です。とにかく食べまくります!食パンの壁に向かって走ってきますが止まる気配はありません。「このまま どーする。」
「つっこんだー!!」
食べて食べてどんどん食パンに穴が空いていきます。そして、食パンを抜けてもまだ走ります。次はソーセージの綱に向かって走っています。勢いよくジャンプしてソーセージを両手でしっかり掴んで食べています。どんどん短くなって、、、。
「おちたー!!」
と思ったら、とうもろこしの上でした。一粒、二粒、次々と食べていきます。あっという間に一列無くなってしまいました。
こうして、ヨーグルトも飲んで、とうとう動きが止まって、お腹が痛いのかと思ったら、、、。
常に険しい表情で食べ物に体当たりしていく姿がユーモアに描かれています。
【丈太郎のひとりごと】
子どもの頃から食いしん坊だった僕は、今でもたくさん食べます。なので、タロー君がたくさん食べている姿が羨ましく、自分もやってみたいなぁと思ったりします。
いまだにバイキング(ビッフェ)と聞くと心踊ります!タロー君がバイキングに行ったらどうなるのかな?なんて想像したら、きっとあるもの全部食べてしまうのではないかと思います。