こすぎ さなえ/作 出口 かずみ/絵 32P 教育画劇
【ねずみ3兄弟大活躍?】
上のお兄さんティムはりんごしぼり機を作っていて、2番目のお兄さんビットはコンピューターでゲームをプログラミングするのに夢中です。末っ子のマックスは食いしん坊で、ティムがリンゴジュースを作ってあげようと思っていたのですが、りんごを全部食べてしまいました。
ティムが誰か代わりにおつかいに行ってくれないか嘆くと、ビットが「おつかいロボ」を作ることになりました。ティムが早速あるくロボットを作り、ビットがプログラミングします。
そして、買い物に行く途中でブッチーたちにロボの邪魔をされないようにもしました。おつかいロボは完成し、りんごケーキを作る材料や買い方をロボに伝えます。ロボは町へと向かって順調に走っていましたが、意地悪なブッチーたちに出会ってしました。しかし、ロボの水鉄砲攻撃でブッチーたちは逃げて行きました。
ようやくロボがお店に着いて買い物をしましたが、ブッチーが帰り道に待ち伏せをしていました。どうなる?おつかいロボ!
ユーモアのある絵で3兄弟とおつかいロボの活躍を描いています。
【丈太郎のひとりごと】
コンピューターのプログラミングが出てくるとは、本当に現代的だなぁと思います。しかし、話のあらすじとしては難しいものではなく、幼児さんでも楽しめるぐらいです。3兄弟の個性がそれぞれあって、やっぱり兄は頼もしいものだと思いました。