『ぼくとどうぶつたちのおんがくかい』

『ぼくとどうぶつたちのおんがくかい』

山田 和明/作 40P 出版ワークス

【公園で動物たちと楽しい音楽セッション!】

ある晴れた日、僕はお気に入りのハーモニカを持って公園へ出かけました。公園はとても静かでハーモニカを吹こうとしたら、遠くから何かが聞こえてきました。木の間から覗くとうさぎさんが一人でピアノを弾いていましたが、どこか寂しげだったので、一緒に演奏することになりました。

うさぎさんと演奏するととても優しい音が響き、次にクマさんがギターを持ってやってきました。一緒に演奏したらそれは軽やかな音でした。次にりすさんがバイオリンを持ってやってきました。その音を聴いておさるさんがタンバリンを持ってきました。次はかばさんはコントラバス持ってきてみんなで仲良く演奏しました。

そこへ「しく しく しく・・・」とその音を聴いていた小鳥さんが泣き出しました。理由を聞くと何も楽器ができないので、みんなと一緒に演奏ができなくて悲しいようです。しかし、ことりさんには得意なものがありました。それは、、、。

ページの横幅が少しずつ広くなるしかけ絵本で、絵もやっしくで楽しい演奏会の様子が描かれています。

【丈太郎のひとりごと】

とにかく絵の雰囲気がとても良く、明るい気持ちでページを進めていくことができます。ページの幅が徐々に広がっていく本の作りの工夫も次のページを開くワクワク感を演出しています。

シンプルなお話ですが、とても優しく平和的なお話で読んでるとなんだか演奏会を聴いているかのような気分になります。

このような丁寧に創られた絵本は大切にしていきたいものです。

山田 和明/作 40P 出版ワークス【公園で動物たちと楽しい音楽セッション!】ある晴れた日、僕はお気に入りのハーモニカを持って公園へ出かけました。公園はとても静…
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