『ぼくはアーティスト』

『ぼくはアーティスト』

ドロ・グローバス/作 ローズ・ブレイク/絵 さとうりさ/訳 40P HeHe

【アーティストとは ものをつくる力があって、つくったものを みんなに 見せてくれる人です。】

「アーティスト」は様々なアーティストがいます。画家、イラストレーター、写真家、木工職人、ガラス吹き職人、テキスタイルアーティスト、環境アーティスト、グラフィティアーティスト、陶芸家など、みんなアーティストです。

アーティストは普段どこで何をしているのでしょう?アーティストはスタジオ(作業する場所)でものを作っています。色々なものを見て、感じて、何もないゼロから作品を生み出すのです。全てが簡単に出来るものではありません。色々と試行錯誤をしながら、様々な作業工程を経て作品が出来上がっています。

この絵本では様々なアーティストのスタジオに、ヴィオラという女性とキットという少年が訪ねていき、色々なものを見たり聞いたりします。そして、自分たちも実際にアートを作ることができるのを感じとります。

色鮮やかにデザイン性が高くポップなイラストで、素敵なアーティストたちやスタジオの様子を描いています。

【丈太郎のひとりごと】

「アート」や「アーティスト」という言葉を聞くと、自分とかけ離れたことや存在に思う方もいるでしょう。しかし、それは違います。普段私たちが生きていること自体がアートなのです。色々な物事を考えたり、実行することは誰もがやっていること。そして誰もが出来ることなのです。

この絵本ではその誰もがアーティストである喜びを、様々なアーティストの様子を見ながら感じることができます。

正直なところ価格は安くはありませんが、その分だけのクオリティの高さとハイセンスさを感じる絵本です。小学生ぐらいの子どもから大人まで、子どもたちは「アーティスト」の存在を知り、大人はこの絵本自体のアーティスティックさを楽しめる絵本です。

この絵本を見ているだけでもカラフルな色使いや洗練されたデザインやイラストに、ワクワクしてテンションが上がります!

ドロ・グローバス/作 ローズ・ブレイク/絵 さとうりさ/訳 40P HeHe【アーティストとは ものをつくる力があって、つくったものを みんなに 見せてくれる人…
shop.meruhenhouse.com