おおなり修司/作 しごくん/絵 48P 偕成社
【言葉遊びが楽しく絵もユーモア満載!】
絵本のタイトル通り、絵を見ながら言葉を入れ替えて新しい文章にしていきます。例えばこんな感じです。
「ゴンドラが◯◯◯ン」
この丸の中に絵を見ながら「ゴンドラ」の言葉を入れ替えて文章を作ります。なんだか炎の中を竜の形をした乗り物が次々に噴火山からやってきます。この場合は、竜の形がポイントです。
そう「ドラゴン」になります。
「ゴンドラがドラゴン」
このようにして絵をヒントに言葉を入れ替えていく、今まであまり見たことがなかった新感覚の絵本です。先に進めば進むほど難しくなるので、絵をよーく見て考えなければなりません。
ポップでオシャレに描かれた絵は、わかりやすく言葉の入れ替えが難しくても、諦めることなく絵を眺めていることができます。
【丈太郎のひとりごと】
今までにあまり類を見たことがない新感覚の絵本です。4〜5才になると子どもたちは、ダジャレ、なぞなぞ、クイズなど「言葉遊び」を好むようになります。そんな子どもたちにぴったりな絵本です。
ちょっと難しいところもあるので、大人が一緒になって考えるのも良いでしょう。もしかしたら、子どもたちの方が早く分かるかもしれませんよ!頑張れ、大人!