ダーロフ・イプカー/作 光吉 夏弥/訳 46P 大日本図書
【猫は夜なにをしているの?】
いつも寝る時間になるとお百姓さんのリーさんは、時計を巻いて猫を外へ出してやります。でも外は真っ暗です。さてどうするのでしょう?ねこは夜でもよく見える目があります。なんでも昼間のようによく見えて、そして全然眠くないのです。探検にはもってこいの時間です。
ねこはそっと暗闇の中を歩いていきます。色々な形、色の花、鶏小屋の中、大きなトラックやトラクター、寝ている雌牛、立ったまま寝ている馬など、色々な場所で色々なものを見ます。
猫がいく先々で何が見えるのか?暗闇の影だけ描かれた絵を見ながら、次の行き先を当てるのが楽しみな絵本です。
【丈太郎のひとりごと】
ねこは気ままで良いですね。しかも深夜徘徊を楽しむなんて、とても羨ましい限りです。黒と蛍光色の使い分けがとても素敵に描かれていて、デザイン的にも楽しい絵本です。