中川 ひろたか/作 高畠 那生/絵 32P 文溪堂
【「しれないじゃない。」】
ウォッシュバーンさんは家から一歩も外へ出ません。何故かって、ウォッシュバーンさんが言うのです。ドアに挟まれるかも、玄関先の石につまづくかも、からすにつっつかれるかも、大きな蜘蛛の巣に引っ掛かるかも、野球のボールが飛んでくるかもetc、、、。
色々な理由はウォッシュバーンさんが悪い想像をして、玄関から出られないのです。しかし、最後にはおめかしをして外に出ます。しかし、ウォッシュバーンさんの悪い予感は的中します!
ユーモアのある絵で「しれないじゃない。」と悪い想像を繰り返しを描いています。
【丈太郎のひとりごと】
悪い想像をしたり予感がしたりするとどうしても安全な方へ行きますよね。それにしてもウォッシュバーンさんは考え過ぎです!繰り返される「しれないじゃない。」が面白くて、最後のオチも最高!
おはなし会などでも、子どもたちから笑いが起きそうな絵本です。