『たいそうするよ』 高畠 純/作 32P 光村教育図書
『どうぶつドドド』 矢野 アケミ/作 24P 鈴木出版
『いろいろバス』 tupera tupera/作 32P 大日本図書
今回のセットは体を動かしたり、触ったり、当てっこしたり、方向性が異なるバラエティ豊かなセットです。
『たいそうするよ』はタイトル通り、体操をする絵本です。色々な動物が色々な体操をします。ポイントは繰り返すところです。ラジオ体操なども繰り返しますよね?同じようにこの絵本でも次のページに行くと(前のページにもどり もう一ど)と書かれています。ページが行ったり来たりする動きのある楽しい絵本です。
『どうぶつドドド』は動物をどんどん並べていって、最後はドミノ倒しのように傾いて行く絵本です。動物を置く音がその動物の特徴を捉えており、ねずみは「ちょこり」、うさぎは「ぴょこん」、たぬきは「ぽこん」コアラは「もそっ」など擬音語が楽しいです。そして一番最初に置いたねずみを「ちょん!」と指で押せば、「ドドド」と動物のドミノ倒しが始まります。途中、カンガルーの子どもが大活躍します!
『いろいろバス』は、バスの色と一緒のものが降りたり乗ったりします。赤色のバスであればゴロゴロとトマトが降りてきて、にゅるりとタコが乗ります。黄色のバスはふんわりオムレツが降りてきて、きらきら星が乗ります。様々な色のバスの乗り降りが楽しく、最後は終点に全てのバスが集まってきて、それぞれのバスからたくさん降りてきて、その光景は圧巻です!
【丈太郎のひとりごと】
色々な種類の絵本を読むことにより、子どもたちの楽しみ方が増えていきます。バランス良くバラエティに富んだ3冊の絵本を交互に読むのも楽しいと思います。今回は五感で楽しむ絵本のセットになっています。是非とも色々な楽しみ方を見つけてください!