『はたらくくんジャー』

『はたらくくんジャー』

木坂 涼/作 高畠 那生/絵 24P フレーベル館

【子どもたちが大好きな働く車たちが大活躍!】

「ぼくは はたらくんジャー はたらくんジャーは きょうもいく」

と勇ましくカッコいい黒いスーツの男が、ショベルカー、ログローダー、こうしょさぎょうしゃ、ロードローラー、ダンプカーに乗って大活躍!

独特な文章のリズムで、働く車の特徴と動きを擬音語も織り交ぜて表現されており、、そして、繰り返される「ぼくは はたらくんジャー はたらくんジャーは きょうもいく」と言う決め台詞で、働く車を操る謎の男「はたらくんジャー」がヒーローに!

忠実に働く車が描かれていますが、力強さ、頑丈さだけでなくオシャレな雰囲気を味わうことができます。

【丈太郎のひとりごと】

文章を書いているのは木坂涼さん。他にも色々な絵本の文章を書いていますが、翻訳家としても大活躍!

例えば、洋画を観に行った際に「字幕翻訳 戸田奈津子」とあれば間違いない(分かる人には理解してもらえると思います)!みたいな信頼感があり、メルヘンハウスに置く翻訳絵本を選ぶ際に、訳が「木坂涼」とあれば間違いなし!と仕入れるケースも多々あります。

そこに絵だけ見ると海外の作家とよく間違えられる、高畠那生さんの絵となればハズレな筈はありません。

「ぼくは はたらくんジャー はたらくんジャーは きょうもいく」とリフレインされる勇ましい言葉と子どもたちが大好きな働く車がたくさん描かれているので、2歳半ぐらいの子どもから楽しめると思います。

高畠那生さんの手がける絵本では、珍しくかなり幼児向けでありセンスの光る絵本です。

木坂 涼/作 高畠 那生/絵 24P フレーベル館【子どもたちが大好きな働く車たちが大活躍!】「ぼくは はたらくんジャー はたらくんジャーは きょうもいく」と勇…
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