岡本 よしろう/作 32P 金の星社
【町中にパンをパンダの親子がお届け!】
パンダのパンやさんは早起きをして、食パン、ロールパン、コッペパンを作ります。お店を開くと焼きたてのパンを待っていたお客さんで賑わいます。早めの昼ごはんを食べたら、今度はパンの配達です。今日は子パンダも一緒です。
オートバイに乗ってまず向かったのは、ウサギの和菓子屋さんです。次は犬のお蕎麦やさんです。ライオンの喫茶店には食パンをお届けします。子パンダはクリームソーダをご馳走になって上機嫌です。
その後も虎の中華屋さん、猫のあんみつ屋さん、キツネのお好み焼き屋さんなどに配達にいきます。配達が終わったら家に帰って、お店を閉めてお風呂に入り、晩御飯を食べます。明日はお休みなので、町のみんなと楽しい行事が待っています。もちろん、行事用のパンも持っていきます。
細かいところまで描写され、繰り返される配達の風景を飽きさせることなく、ほのぼのと描かれています。
【丈太郎のひとりごと】
コメ派かパン派かでいうと僕は断然コメ派でしたが、ここ最近はパンがとても美味しく感じるので、パンが好きになりました。小学校の給食の時、パンだとがっかりしていたぐらいなので嘘のようです。
しかし、最近パンの美味しさに目覚め、パンをよく食べるようになりました。歳をとったせいか?パン以外でも苦手だったものが食べれるようになったりもしているので、味覚というのはとしぎなものです。