3才前後から、ようやく「起承転結」のあるお話の絵本を楽しめるになり、さらにステップアップするのが、4〜5才からです。
早い子であれば文字も読めるようになってきて、読んでもらう楽しさでない「自分で読む楽しさ」を知ることようにもなります。子どもは覚えたてのことをしたがります。「字を覚える」と言うのも、子どもにとってはとても楽しいことであり、大きな成長でもあります。
最初は大人がサポートしつつ、一緒にカタコトでも一字一句「文字」を追っかけることに楽しみを見出します。
そして「言葉の意味」も同時に興味を持つことになります。文章中に出てくる知らない単語や言い回しなど、どんどん吸収していきます。よって、大人はあくまでも子どもを主体として絵本を一緒に読むことをオススメします。
このようなことを繰り返していくと絵本の内容もしっかり出来て、感情移入もしていきます。そう、「絵本の余白」に自由に想像力を持って飛び込んでいきます。そして、登場人物などと一緒に喜怒哀楽を感じるようになっていき、子どもの「感性」が大きく育つことでしょう!
文章だけでなく、細かい描写の絵にも注目するようになります。大人が見過ごすような絵の情報を、子どもはしっかりとキャッチします。これには大人も驚くことが多いでしょう!
4〜5才の絵本の読み方はあくまでも、子どもが大人を先導していくようなシチュエーションを作り、一緒に楽しんでください。
また、4〜5才の絵本になると、大人でもその絵本の深い意味やメッセージ性に気付き感じることがありますので、子どもと一緒に読みながらも大人自身が絵本を楽しむことができるのも嬉しいことですね!
ブッククラブの絵本は、どれも年齢に適した絵本であり、王道なものからあまり知られていなくても良い絵本を選書しています。
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