佐藤雅彦、 うちのますみ/作 32P 偕成社
【NHK Eテレの「ピタゴラスイッチ」の制作コンビの絵本!】
町はぽかぽかと春がして今日はいい天気です。犬のいるおじいさんの家では、ほうきで掃除する音が聞こえます。犬は時々地面に向かって吠えるので、おじいさんに叱られます。しかし、犬は地面の下に知られていない町があることを気づいているのです。
なんと誌面の下には家や学校やマーケットや病院、そして道路が走っているのです。ぐねぐね伸びる小さなトンネルを行ったり来たりしているのが「もぐらバス」です。
停留所ではバスを待っているネズミがいます。お昼前のバスはマーケットに行く人で少し混んでいます。バスは順調に運行を続けています。さて、バスが急カーブにさしかかり狭いカーブを曲がり切って運転手がアクセルを踏もうとしたその時です。
「キキキーッ!」もぐらバスが急ブレーキをかけました。運転手のもぐらが慌てて降りてみると、やや!なんと!道路の真ん中にたけのこが顔を出していました。さあ、もぐらバスはどうやってこの先へ進むのでしょう?
地面の下の様子がかわいらしい絵で描かれています。「ピタゴラスイッチ」で見覚えのあるキャラクターも登場します。
【丈太郎のひとりごと】
「ピタゴラスイッチ」は面白いので、子どもと一緒にテレビで観たりしています。このコンビが書く絵本が面白くないはずがありません!しっかりと子どもの心をキャッチするお話の展開などは流石!というしかないです。