『さぼてんぼうや』

『さぼてんぼうや』

石津 ちひろ/作 田中 六大/絵 28P 世界文化社

【面白くも温かい、兄弟愛と友情のお話】

さぼてんぼうやのさぶは、朝にカーテンを開けると久しぶりに太陽の光が差し込んでいました。

「ぼってん!」

ママはせっかく天気が良いのだから外で遊んできた方が良いと言いました。こうして妹のはなこと二人で公園に行って見ると、ついた途端さぶは思わず叫びました。

「ぼってん!」

何故なら公園で大好きなお祭りが開かれていたのです。早速、くじ引き会場へ向かうと妹はさぶが欲しがっていたサッカーのユニフォームを当てましたが、さぶが当てたのは小さな赤いリボンでした。

公園でお祭りを楽しんでいると「きゃーっ」と言う叫び声が聞こえました。うさぎのみみちゃんがぶたのぶーたんにペンダントを取られて泣いていました。

さぶはぶーたんに「とげアターック!」をしてペンダントを取り戻しましたが、形が随分変わってしまっていました。悲しそうなみみちゃんを見てさぶは良いことを思いつきました。それは、、、。

わかりやすく大きく描かれた絵はとても見やすく、起承転結のしっかりしているお話を賑やかにしてくれいます。

【丈太郎のひとりごと】

「これぞ絵本!」と言わんばかりに、わかりやすいお話でありながらも面白い!そして安心感と安定感を感じます。

子どもたち誰もが入りやすい展開になっていて、読み手を選びません。絵もわかりやすく楽しく描かれているため、きっとどんな子どもたちにも受け入れられる絵本だと思います。

石津 ちひろ/作 田中 六大/絵 28P 世界文化社【面白くも温かい、兄弟愛と友情のお話】さぼてんぼうやのさぶは、朝にカーテンを開けると久しぶりに太陽の光が差し…
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