石井 睦美/作 布川 愛子/絵 32P ブロンズ新社
【仲良しの2人がお揃いの服を作ることに!】
セミの鳴き声でウサギのさきちゃんは朝早く目を覚ましました。朝ごはんの後、友達のリスのすりちゃんがやって来て、一緒に朝顔畑に行って色水を作ることにしました。それから2人はひまわり畑でかくれんぼや鬼ごっこをして遊びました。
夏を2人で満喫して入りようです。さきちゃんはこのまますりちゃんとずーっといたいと思いました。その時、おばあちゃんからのお届け物を郵便屋さんが届けてくれました。中身はしましまの布で、さきちゃんは良いことを思いつきました。この布を使って、すりちゃんとお揃いの服を作ってもらのです。仕立て屋のミコさんはとても評判が良いのです。
早速、お揃いの服を作りにミコさんのところに行って、夏のイメージの話や風景の話をします。そんな話を元にミコさんが洋服を作ります。さぁ、どんなお揃いの洋服ができるのでしょうか?
細かく丁寧に描かれた絵は、可愛くてとても優しい雰囲気が漂っています。
【丈太郎のひとりごと】
この絵本は季節のシリーズですが、春、秋、冬とありましたが、ようやく夏のお話が発刊されました。
どの季節も仕立て屋のミコさんに洋服を作ってもらったりリメイクしてもらうお話です。どの絵本もストーリーがしっかりしていて、絵も可愛く、この絵本の世界観に入りやすくなっています。
今回の夏の絵本が発刊されるのを楽しみにしていたシリーズのファンの子どもたちも多いはず!
思いっきり可愛い絵本で夏を楽しんで欲しいものです。