『アブナイこうえん』

『アブナイこうえん』

山本 孝/作 32P ほるぷ出版

【子どもたちの空想世界が炸裂!】

「ここは われわれ ほうかごスペシャルたんけんたいの ほんぶである。」

こんな一文で公園が描かれています。探検隊の今回の任務は地球に迫り来る巨大な隕石「パナス」を破壊するためです。

「ドッキング かんりょう!」イダリー・ベースに移るためには、イテンソウ・ブリッジを渡らなければなりません。探検隊は技を駆使してブリッジを渡りきました。イダリー・ベースからぎんがスクーターで発進!すると巨大な隕石「パナス」が現れました。

「パナス」を破壊するためには中心部まで穴をほり、破壊装置のルーボをセットしないといけません。探検隊は懸命に穴を掘ります。

そんな時、公園を通りかかった子どもたちから不審な目でみられています。しかし、それもお構いなく任務が続きます。危険な任務もクリアしながら、頭上に救助船のウボ・リボーノが現れました。レスキューぼうに夢中でつかまりました。しかし、レスキューぼうが故障して登れません。なんとか自力で登り必死に「パナス」を脱出しました。

果たして任務は無事に完了したのでしょうか?

細部まで緻密に描かれた絵は、何度見ても冒険心をくすぐられます。

【丈太郎のひとりごと】

小学生の時に近くの大学の空き地に秘密基地を作ったりして遊んだことを思い出しました。今の小学生はどうかわかりませんが、僕らの世代(40代後半〜)は戦隊モノが流行っていたので、色々な公園のものを武器や敵に見立てたりして遊んだものです。

大人は懐かしく、子どもたちはこの冒険にワクワクして真似し遊ぶことでしょう!

「放課後男子の妄想ワールド」として「アブナイ絵本シリーズ」で他にも2冊出ているので、そちらも是非!

山本 孝/作 32P ほるぷ出版【子どもたちの空想世界が炸裂!】「ここは われわれ ほうかごスペシャルたんけんたいの ほんぶである。」こんな一文で公園が描かれて…
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